カナダの幼児教育には日本の幼児教育と大きく異なった方針というものがあります。カナダでは日本よりもはるかに幼児教育に力を入れていることが最近分かってきました。
日本では夫婦共働きで仕事が忙しく、家に帰る時間が遅くなったりすることが原因で子供の面倒を見ることができないといったケースが珍しくありません。
夫婦のどちらかの実家に預けることができるという家庭はいいですが、残念ながら多くの家庭がそういうわけにもいかず保育所等に預けて任せてしまいます。
共働きでなくても保育園や託児所といったサービスを利用している家庭があります。夫婦のどちらかが家にいるのにも関わらず、育児のストレスが原因で預けただけでなく自分は気分転換に出かけてしまったり。
これらは親達自身が小さい頃に両親から愛されて育ってこなかったこと、十分な家庭で成長することができなかったことがこうした現代の日本の大人達を生み出してしまったことを否定することはできないと思われます。
そんな日本の幼児教育と対をなすといっていいカナダの幼児教育は、子供自身に対しての支援というより、家族や家庭といった大きな枠組みへの支援を国が行っているということが特徴です。
子供に対してだけの支援では、結局は親であるお父さんやお母さんと子供との関係が改善されるわけではないですし、その結果が今の日本の幼児虐待等の痛ましい事件を引き起こしているかもしれないのです。
カナダの幼児教育はそうした事情を知ってか、政策の中でも特に重点をおいています。これは日本はじめ他国との比較でも大きな特徴といえるでしょう。
親と子供が一緒になってコミュニケーションをとれる、他の家庭とのコミュニケーションもとることでお互い困ったことがあったら相談しあえる家族同士が過ごせる場所というものをカナダでは多く提供してくれています。
こうしたカナダの幼児教育の社会的に進んだ状況、実際に効果を出している現状から、日本でもカナダの幼児教育について注目するようになってきました。
カナダの用意教育現場を視察目的で訪れる日本の幼児教育の現場にいる方のカナダ訪問が増えたり、また教育現場を目指す上で必要な知識を得るために短期間の留学によるカナダ訪問をする学生や社会人の方も増えているのです。
こうしたカナダの幼児教育について、日本も目をさらさずにしっかりと見つめて次の世代のために幼児教育に生かしていかなければならないでしょう。